2023/07/29

昆虫・魚『夏休み企画 川の生き物観察会 (環境課)』

2023年の市の環境課による、『夏休み企画 川の生き物観察会』(市報P5)に
自然史研究会からのアシスタントとして参加。
総じて、年齢層が低めなんだよなぁ、こういった企画。
やっぱり、川遊びの延長で来ているような感じ。
あと、今日一日で自由研究終わらせる勢いの子もいる。
これは、どこにフォーカスを持って行けば良いんだろう?

とにかく、興味を持ってくれてありがとう。
その興味の扉を少し開く事の、手伝いが出来ればラッキーかな。

最初に説明

今日も暑くなりそう。
胴長を履くとさらに暑いからなぁ…
比較的良い環境

これくらい浅い川でも事故は起きるので、スタッフは多目。
でも、ここは水をせき止めてプール代わりにしているみたい。
すぐそばに小学校があるけど(右上が小学校のフェンス)、
本当に水の事故には気を付けて欲しい。

最初はサワガニとかが網に入って、それでテンション上がっていたけど、
いろんな種類のヤゴや、ヘビトンボの幼虫とかが捕まり、
その同定や説明を聞いているうちに、浮かれ気分が研究モードに。
この辺りが、子供の楽しい所だよなぁ。
何か珍しいもの捕まったかなぁ。

ひとりでこれだけ捕まえる子もいた

トンボの種類は解っても、ヤゴの種類は解らないみたい。
大丈夫。
ワシも解らん(笑)
あ、カワゲラ捕まえたんだ!
まぎれもなくヤツさ

カワゲラの生息は、河川の水質階級の簡単な判断基準になっていて、
「水質階級Ⅰ」(きれいな水)と言うことになるんだけど、
自由研究する子たち、話聞いてたかなぁ?
ワシはこの川で初めて見たかもしれない。

あ、あと…
こんなの居た。
特別天然記念物

​本当は公言したくないし、ナイショナイショにしておきたかったけど、
新聞に載っちゃったからなぁ…
もちろん、この子や他の子たちは元の川に放流。
お持ち帰りは無かったなぁ。
飼いたい、と言う声は聞こえたけど、
この川の水温を家で再現するのが難しいことを説明して、
もっと下流の大きな川のあたりで捕まえたものは、飼育できるかもしれないこと、
アメリカザリガニやアカミミガメは捕まえたら、
飼育は良いけど逃がしたら、叱られて罰金と言うこと、
飼育するなら、飼育環境を整えてから捕まえること、
一度飼育したら死ぬまで飼育することを説明しておいた。
無事、事故も無く終えました

​それにしても暑かった。
え?明日は博物館で親子講座?
まだ夏は始まったばかり。

一応、小さく新聞記事を。
ネコギギが目的では無かったのにな

ネコギギは環境省レッドリスト・絶滅危惧種(EN) / 国の天然記念物で、
今現在、生息数は減少傾向にあることを踏まえ、
野生のネコギギを捕まえ、飼育しないように。

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